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春夏スーツしかもっていないために、
冬に薄い生地のスーツを着る・・・
ということは、身体的にも、
マナー的にもあまりよろしくありません。
4月と10月を目安に
衣替えをすることをオススメします。
今回は
春夏スーツと秋冬スーツの違い、
見分け方など、衣替えをする時に
気になるポイントを紹介します。
春夏スーツを冬に着るのはあり?!見た目の違いや性能などをご紹介!
春夏スーツと秋冬スーツの主な違いは
生地の違いです。
春夏スーツは薄く、通気性がいいもの、
秋冬スーツは体温を逃がさないよう
みっちりしているもの。
が殆どです。
詳細は後述しますが、
この中間くらいの厚さのスーツも存在しますが、
大体はこのどちらかです。
実はこの2つのスーツは触ったり
実際に着たりしなくても、
一瞬で見分けることが出来るのです。
実際にスーツを着て、
背中を誰かに見て貰いましょう。
殆どの人の場合、
ワイシャツは白色を着ていると思います。
春夏スーツだと、
その白色が少し透けて見えます。
したがって、
自分は寒いのが平気だからといって、
冬に春夏用のスーツを着てしまっていると、
同僚や取引先から
「季節感のない人」
「衣替えが出来ない人」
と思われる可能性があります。
スーツはフォーマルな衣装を
簡略化したもので、
ある程度のマナーを守る必要があります。
自分の印象を悪くしないためにも、
衣替えはした方がいいと考えられます。
ただし、
シャツの上に黒っぽいカーディガンを着れば、
後ろから見ても透けにくいので、
予算の都合上、
どうしても用意できない場合は、
黒めのカーディガンを着ることである程度
ごまかすことが出来ます。
なぜ透けるのか、
ということについて補足しておくと、
春夏用スーツは
ただでさえ薄い生地を使用しているのに、
さらに通気性をよくするために
背中の裏生地をつけていないので
より透けやすくなっています。
この背中の裏生地がない
タイプのことを背抜きといい、
オールシーズン用のスーツなどは
背抜きになっているケースがあるようです。
また、
昔は春夏シーズンと秋冬シーズンの間に着る
「合服」と呼ばれるスーツを
着ていた人もいるようです。
合服を着ることは
マナーに関して全く問題がないので、
春夏用スーツだと寒すぎて、
秋冬用スーツだと暑すぎるといった、
気温の変化に敏感な方は
購入を検討してみるのもいいかもしれません。
ちなみに、
現在は夏用、冬用、春秋用の
3種類のスーツを着る、
3シーズンスーツが一般的のようです。
冬物スーツはいつまで着れる?衣替えの目安となる時期について
衣替えの目安の時期は、
気温で言うと
25℃以上、15℃未満、その間の
3つの時期に分けられます。
春夏用は四月一日から、
秋冬用は十月一日からが慣例のようですが、
その年の気温によって
多少前後するかと思います。
春夏用と秋冬用の2種類しか持っていない場合、
衣替えをしたけど思いの外寒くて
風邪を引いてしまう可能性や、
暑くて上着を脱いでしまう可能性があるので、
春秋用のスーツを着るか、
着込んだり中のシャツを
薄いものにするなどして
少しずつ調整していきましょう。
したがって冬物スーツは十月から、
翌年の四月まで、となりますが、
冬物と夏物しか持っていない場合は、
翌年の六月までは着られるかと思います。
ただしそれより遅くなってしまうと、
汗ばんでしまって着心地も悪いですし、
クールビズといって
冷房の温度を上げる代わりに軽装にする、
などの決まりもある場合があるので、
出来るだけスーツは
最低2シーズン分持っておくのが
無難かと思います。
まとめ
春夏スーツは秋冬用スーツと違って、
背中の裏生地がない
「背抜き」になっているので、
背中のシャツが透けるか透けないかで
今どちらのスーツを着ているのかが
すぐに分かってしまいます。
最低限のマナーとして
真冬に夏用スーツを着たり、
真夏に冬用スーツを着たりするのは
出来るだけ避けましょう。
衣替えはどの種類のスーツかによりますが、
4月と10月を目安に考えて
衣替えすると良いかと思います。
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