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睡眠の質を上げるオススメの食べ物として、
あるTV番組で
キムチが紹介されていました。
ある実験によると、
キムチが眠りに効果的なのは
事実のようですが、
キムチのどのような成分が
そのような効果をもたらすのでしょうか。
また、キムチ以外にも
眠りに効果があるとされている
食べ物をご紹介します。
睡眠をサポートする寝付きを良くする食べ物でキムチは効果あり?!
眠気は体温が低下すると起こります。
したがって
キムチのような辛くて体を温める食品は、
一見眠気を覚ましてしまうのではないかと
思いますが、むしろ眠りによい食べ物として
テレビに紹介されたこともあります。
キムチが眠りによいと言われているのは、
カプサイシンとGABAという
成分が含まれているということが
理由ではないでしょうか。
まず一つ目のカプサイシンという成分。
キムチを構成する唐辛子に
多く含まれる辛み成分です。
カプサイシンが体内に入ると、
アドレナリンという血流を増加させる
ホルモンの増加を促します。
したがってカプサイシンを摂ることで、
体温増加が見込めます。
カプサイシンによる体温増加、
そしてカプサイシンの効果が
終わった後の体温低下が
眠りを生み出す体温差を
作り出すと言われています。
次に二つ目の、GABAという成分。
乳酸菌の働きによるもので、
興奮している脳を
リラックスさせる効果があります。
GABA入りのチョコレートが
ストレス対策のために
開発されたことを御存じの人も
多いのではないでしょうか。
GABAはストレスに対するだけでなく、
眠りの前に脳をリラックスさせ、
眠りを導く効果があるとされています。
このように、
キムチは睡眠の質をよくする、
と考えられます。
実際に実験したところ、
その日の夕食にキムチを摂取した人は
長くて約30分で
眠りにつくことが出来ました。
睡眠に悩む被験者は
長い人だと眠りにつくまでに
二時間超かかる人もいたそうなので、
夕食にキムチを摂ることは即効性のある
眠り問題対策なのかもしれません。
ただし、十分な効果を得るには
一日100gほど必要とされていますが、
あまり多く摂取すると
胃を痛めたり下痢になったりするので
体質にもよりますが
一日50gくらいにとどめておくのが安心です。
そして、摂取する時間も大切です。
前述したように
眠りは体温低下によって引き起こります。
寝る直前に食べ物を食べてしまうと、
消化によってかえって体温上昇してしまい、
眠りに入るための体温低下から
離れていってしまいます。
就寝の三時間前には食事を済ませ、
食事による体温上昇が終わって、
下降を始めるときに
ベッドに入ることをおすすめします。
キムチ以外の睡眠に効く食べ物は何?効果の高いものはこれだ!?
睡眠をもたらす
ホルモンの元になっているのが、
牛乳やナッツ類に含まれる
トリプトファンという成分です。
即効性はないですが、眠りづらいことが
習慣になってきてしまっている人には、
適量を摂取してよい睡眠リズムを作る
手助けとして利用しましょう。
全粒粉のパンは
トリプトファンをすばやく脳に届ける働きを持つ、
ビタミンB1、B6が含まれています。
しかし砂糖が多く含まれているほど
その効果が薄くなるそうなので、
穀物類がより多く含まれているものを選んで
食べるようにしましょう。
他にもバナナ、ダークチョコレートなど
デザートに取り入れやすい食材も、
眠りに効果がある可能性があります。
まとめ
キムチは体温上昇の効果と
GABA成分により、
眠りの問題に即効性があるようです。
もし眠りの問題を
長期的に抱えているのであれば、
キムチの他にも牛乳、ナッツ類といった
睡眠ホルモンを作る
トリプトファンを含む食べ物も
摂取してみるのもよいかもしれません。
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